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その他の特別なご要望があるお客様

その他の特別なご要望があるお客様

高齢のお客様向けサービス

中国の一部の空港では、高齢のお客様向けの出発案内サービスをご提供しています。当サービスは、中国国際航空運航便で旅行されるお客様で、空港や搭乗手続きに慣れていない方を対象としています。

1.対象

出発日の時点で65歳以上の高齢のお客様で、空港や搭乗手続きに慣れていない方。

2.対象便

(1)対象便:

北京首都国際空港、成都天府国際空港、成都双流国際空港、杭州蕭山国際空港、重慶江北国際空港、天津浜海国際空港、武漢天河国際空港、温州龍湾国際空港、フフホト白塔国際空港、および深セン宝安国際空港出発便、ならびに北京首都国際空港、成都天府国際空港に、成都双流国際空港、上海虹橋国際空港、上海浦東国際空港、杭州蕭山国際空港、重慶江北国際空港、天津浜海国際空港、武漢天河国際空港、温州龍湾国際空港、フフホト白塔国際空港、ウルムチ地窩堡国際空港、広州白雲国際空港、貴陽龍洞堡国際空港、ラサ・クンガ空港、および大連周水子国際空港到着便。

(2)サービスの提供場所:サービスは、出発空港でご利用いただけます。

3.サービスの内容

出発空港にて高齢のお客様向けの案内サービスをご提供します。当サービスでは、高齢のお客様をチェックインカウンターから搭乗口までご案内します。一部の空港では、高齢のお客様を対象に特定の保安検査レーンが用意されています。現地の空港規則で許可されている場合は、これらのレーンを通過する高齢のお客様にも案内サービスをご提供しています。

4.サービスのご予約

このサービスが必要な場合は、フライト出発の前日の16時までに、中国国際航空ホットラインまたは中国国際航空のチケットオフィスにてご予約ください。

5.サービスの提供時間

チェックインから搭乗口までの距離および空港での高齢のお客様に関する方針は空港によって異なるため、空港ターミナルの高齢のお客様を対象とした当社の案内サービスは、フライト出発予定時刻の2時間前からチェックインカウンターの締め切り時間の30分前までご利用いただけます。

チェックインカウンターの締め切り時間については中国国際航空便をご利用のお客様の中国の空港におけるチェックイン締め切り時間を参照してください。



★特記事項

中国国際航空のスタッフが、お客様の機内持込手荷物を取り扱い・管理することはいたしかねます。安全かつスムーズにご旅行いただくため、機内持込手荷物と受託手荷物の制限および要件をよくお読みください。受託手荷物に含めることは可能でも、機内持込手荷物には含めることができない品目(フルーツナイフやアルコール飲料など)があります。そのような品目は、受託手荷物に収納するようにしてください。運賃クラス内の手荷物制限を超える手荷物は、受託手荷物としてまとめてお預けいただく必要があります。

受託手荷物および機内持込手荷物の制限の詳細については、手荷物情報の関連するセクションをご覧ください。



怪我や病気をされているお客様

I.以下の基準を満たすお客様は、他の交通手段でご旅行いただくことをお勧めします。

1.アルコールや薬物の影響を受けていることを含め、精神、行動、身体の状態により、ご自身や他のお客様、乗務員の安全や健康に影響を及ぼす可能性があるお客様。例えば、発症中に他のお客様やご自身に危害を及ぼす可能性のある精神疾患をお持ちのお客様。

2.他のお客様に不快感をもたらす可能性のある特定の臭気または癖をお持ちのお客様。

3.主要な感染症に罹患していることが分かっているお客様や、罹患の疑いがあるお客様。

4.安全規制に準拠できないお客様。例えば、航空機の標準座席に座ることができない方や、怪我や医療処置によって、航空機の離着陸時に背もたれを立てることができず、基準を満たす他の座り方も見つからないお客様。

5.旅行中に同伴者がいない、または同伴者が自分で対応または管理できない怪我、病気、精神状態により、ご自身の世話ができないお客様。

6.酸素の貯蔵、生成、または分配を目的とした機器を携帯するお客様。

7.脳手術後に嗜眠状態にあるお客様や呼吸が不規則なお客様。

II.以下の基準を満たすお客様は、特定の条件を満たした後でのみご搭乗いただけます。


お客様の疾患の種類

ご搭乗の要件

カテゴリーI

1.飛行中の体調維持のため、医療または医療機器の使用を必要とするお客様(飛行中、常にストレッチャーまたはPOCを必要とするお客様など)。

2.主要な感染症以外の重篤な感染症の罹患またはその疑いがあるお客様。

fit-to-fly証明書(搭乗可能健康証明書)の提出が必要です。

カテゴリーII

1.健康状態、疾患、術後の反応(合併症を含む)により輸送制限の対象となるお客様:

(1)搭乗時に術後の重度貧血(HGB≤60g/L)があるお客様。

(2)眼の手術後に合併症を発症しているお客様(眼圧が不安定など)。

(3)顎顔面外科手術後の治癒期にないお客様(例:鼻形成術後や口蓋垂切除後の抜糸が行われていない)。

(4)手術後の腹部臓器の機能回復不良。

(5)骨粗鬆症に対する経皮的椎骨形成術(手術法)を受けたお客様で、飛行予定時間が3時間を超えている場合。

3.手術により輸送制限の対象となるお客様:

(1)手術後21日未満(手術日を除く):

A.脳および脳関連の手術(髄膜腫手術など)。

B.肺および肺関連の手術(例:肺真菌感染)。

C.心臓および心臓関連の手術。

(2)手術後15日未満(手術日を除く):

豊胸、鼻形成術、脂肪吸引などの整形外科手術またはその他の美容医療外科手術(眼の手術以外)。

(3)手術後14日未満(手術日を除く):

A.レーザー眼科手術または緑内障手術後14日未満。専門病院または総合病院の眼科が発行した眼圧安定の証明書をお持ちの場合は、ご搭乗いただけます。眼圧安定証明書の要件は、fit-to-fly証明書の要件と同じです。

B.胴部を含む神経外科および神経関連の手術。

C.リンパ節およびリンパ節に関連する手術。

(4)手術後10日未満(手術日を除く):

A.内眼角または外眼角(眼角形成術)などのその他の眼周囲の手術。

B.総合的な眼周囲の手術(眼瞼、眼角、涙袋などの2ヵ所以上の眼の器官の手術など)。

C.二重まぶた手術または涙袋の手術のみで、飛行予定時間が3時間以上の場合。

D.胃、腸、膀胱、胆嚢、十二指腸、空腸、回腸、虫垂、盲腸、上行結腸、横軸結腸、下行結腸、S状結腸、または直腸の手術。

(5)手術から7日未満(手術日を除く):

A.内耳手術後から7日未満。病院が発行した内耳の怪我/疾患から回復し合併症がないことを証明する書類をお持ちの場合は、ご搭乗いただけます。要件は、fit-to-fly証明書(搭乗可能健康証明書)の要件と同じです。

B.鼻腔手術。

C.下大静脈フィルター除去後から7日未満。

fit-to-fly証明書の提出が必要です。

提供できない場合は、

代わりに、署名済みのリスクに関する通知を提供できます。

カテゴリーIII

1.腎臓、肝臓、脾臓、膵臓、卵巣、精巣、甲状腺、副甲状腺、前立腺、副腎、胸腺、松果体、下垂体、膵島、子宮および子宮付属器(卵巣、卵管、子宮頸 部、膣を含む)、頸椎、腰椎、骨(骨粗鬆症の経皮的椎骨形成術を除く)、および靭帯の手術。

2.四肢を含む神経外科および神経関連の手術。

3.骨粗鬆症に対する経皮的椎骨形成術(手術法)を受けたお客様で、飛行予定時間が3時間を超えている場合。

4.脊髄液排出。

5.出血のない皮膚および筋肉の手術。

fit-to-fly証明書、または手術を終了し手術後にお客様の状態が良好または改善されていることを示す証明書

(例:退院フォーム)の提出が必要。

上記のいずれの文書も提供できない場合は、

代わりに、署名済みのリスクに関する通知を提供できます。

III.fit-to-fly証明書および手術後の証明書は、以下の要件を満たしている必要があります。

1.次の要件をすべて満たしている場合にのみ、fit-to-fly証明書が有効と見なされます。

(1)医療機関から発行されていること(かかりつけの医師は医療資格(医師資格や医療免許等)のコピーを添付する必要があります)。

(2)医師の署名または押印があること。

(3)搭乗者が航空旅行に適していることを示していること。

(4)フライト出発の10日前までに発行されていること(出発日を除く。例:1月1日に発行されたfit-to-fly証明書は、1月11日までのフライトまで利用できます)。

2.手術後の証明書が有効とみなされるには、以下の要件を満たしている必要があります。

(1)医療機関から発行されていること(かかりつけの医師は医療資格(医師資格や医療免許等)のコピーを添付する必要があります)。

(2)医療機関または医師の名前の印章の押印または医師の署名があること。

(3)手術を終了し、手術後にお客様の状態が良好または改善されていることを示していること。

お客様が弊社の要件を満たす場合でも、お客様が搭乗時に明らかな不調を表す症状を示された場合、または搭乗がお客様の安全を損なう可能性があると弊社が判断する合理的な理由がある場合、弊社はお客様の搭乗を拒否する権利を有します。

予約

怪我や病気をされているお客様は、フライトの48時間前までに弊社に通知する必要があります。

チェックイン

(1)チェックインの締め切り時間:他のお客様と同じです。

(2)受託手荷物および機内持ち込み手荷物:他のお客様と同じです。

(3)座席配置:客室の安全のため、怪我や病気をされているお客様が非常口座席にお座りいただくことはできません。

(4)必要な確認:fit-to-fly証明書および手術後の証明書を提出する必要があるお客様に対して、チェックインおよび搭乗時に関連書類を確認します。フライトのリスクについてお知らせした後、リスクに関する通知への署名をお願いする場合もありますのでご了承ください。

客室サービス

フライト中は怪我や病気をされているお客様の身体的変化を監視し、緊急時には適切な対策を講じます。

ストレッチャーで旅行されるお客様(STCR)

1.輸送要件

離陸から着陸までのフライト中、背を起こして座ることが困難なお客様には、ストレッチャーサービスをご用意しています。ストレッチャーサービスをご希望のお客様は、以下の期間内に、中国国際航空のチケットオフィスまたは認定販売代理店にお申し込みください。中国国際航空の手配完了後にのみ、ご搭乗いただけます。

A.米国またはカナダ発着路線をご利用のお客様は、フライト出発予定時刻の48時間前までにお申し込みください。

B.米国またはカナダ発着以外の路線をご利用のお客様は、フライト出発予定日の3日前まで(出発日は含みません)にお申し込みください。

安全上の理由から、ストレッチャーをご利用のお客様には、フライト中に少なくとも1名の大人のお客様または医療従事者の方が同伴されるようお手配ください。フライト出発予定時刻の180分前までに、空港のチェックインカウンターでチェックインをお済ませください。

2.Fit-To-Fly証明書(搭乗可能健康証明書)

ご予約時に、フライト出発前10日以内(出発日は含みません)に発行された診断書をご提出いただく必要があります。fit-to-fly証明書は、県レベル以上の行政区の医師または医療機関によって発行された有効なものでなければならず、「旅行に適している(fit to fly)」という文言が記載されている必要はありません。

ご搭乗に際し、チェックイン時には、フライト出発前24時間以内に発行されたfit-to-fly証明書をご提出いただく必要があります。

3.適用運賃

中国国際航空では、エコノミークラスにストレッチャーが設置されます。ストレッチャーサービスをご利用の際は、ストレッチャーの設置に必要となる座席に対し運賃をお支払いいただく必要があります。適用される運賃および税金の詳細については、中国国際航空のスタッフにお問い合わせください。

4.無料手荷物許容量

手荷物許容量に重量制を適用する路線では、ストレッチャーサービスをご利用のお客様の無料手荷物許容量は60kgです。手荷物1個のサイズは長さ100cm、幅60cm、高さ40cmを超えてはなりません。手荷物許容量に個数制を適用する路線では、ストレッチャーサービスをご利用のお客様の無料手荷物許容量は、手荷物3個です。手荷物1個の重量は23kgを超えてはなりません。また、手荷物1個の3辺(長さ、幅、高さ)の合計が、158cmを超えてはなりません。

ドナー臓器を運搬するOPOのスタッフ

中国国際航空が運航する国内線の直行便にのみ適用されます(香港(中国)路線、マカオ(中国)路線、台湾(中国)路線を除く)。

移植用臓器を直接空輸する必要がある臓器調達機関(OPO)の要員の方に対しては、以下の要件を満たしている場合、中国国際航空が地上サービス代理店、空港当局、航空交通管理部門と連携してグリーンチャンネル(緑の通関路)を開き、空港内をより安全でスムーズに通過いただけるようにいたします。それ以外の場合は、標準的な空港のセキュリティ手順およびサービスをご提供します。

フライトの出発予定時刻の4時間前までに95583よりお申し込みいただき、フライトの詳細、ドナー臓器の種類、包装寸法、および関連する危険物についてお知らせいただく必要があります。

また、「移植センター臓器受入確認書」の原本およびそのコピーを携帯してください。確認書には、輸送する臓器の法的根拠と輸送目的、連絡先名、連絡先電話番号などが明記されている必要があります。

Human Organ Transport(ヒト臓器輸送)ラベルは、ドナー臓器を運搬する輸送容器の目立つ位置に貼付する必要があります。容器の容量が機内持込手荷物の許容寸法を超える場合は、事前に機内座席手荷物サービスに申し込む必要があります。フライト中は、機内に持ち込まれたすべての輸送容器を管理してください。

造血幹細胞を運搬するお客様

中国民間航空局の、「ヒトドナーからのドナー臓器の航空輸送に関する行政措置」(CAAC発行[2017]No.9)第32条に従い、以下の要件がすべて満たされている場合、患者の命を救うために造血幹細胞を運搬するお客様に対し、地上サービス代理店と共に特別なサポート手順を提供します。それ以外の場合は、通常のお客様と同様の航空輸送サービスが提供されます。

1.国務院の下で保健規制当局によって承認された血液バンクの職員、または医療規制当局によって承認・登録されている血液疾患病院、小児病院、医療/小児専門の診断および治療部門を有する三級総合病院の職員であること。

2.所属部門の公印が押された所属部門からの紹介状が必要です。紹介状には、航空券の予約時に使用した身元情報、旅程、所属部門に関する情報、造血幹細胞を輸出および受領する病院名、造血幹細胞の種類および用途、造血幹細胞の保存箱の内容に関する記載、および航空輸送において無危害、非感染性、非危険物であることを示す声明を含む必要があります。

3.フライトの出発予定時刻の4時間前までに95583よりお申し込みいただき、フライトの詳細、ドナー臓器の種類、包装寸法、および関連する危険物についてお知らせいただく必要があります。

4.容器の容量が機内持込手荷物の許容寸法を超える場合は、事前に手荷物用追加座席を購入していただく必要があります。

5.造血幹細胞は、寄付されたヒト臓器の輸送と同じ保安検査を受ける必要があります。

6.弊社がお客様およびお客様が運搬する造血幹細胞の輸送に同意した場合は、紹介状が保管されます。

お客様が中国紅十字会または中国骨髄バンクの職員(関係者を含む)である場合、弊社では、中国紅十字会または中国骨髄バンクの要件に従って、造血幹細胞を運搬するお客様に対し、特別なサポート手順を提供します。